太宰治の大運天中殺について。

大運とは、10年ごとに切り替わるものです。

太宰治の場合は、五歳運。


0歳     庚午  貫索星
5歳     己巳  玉堂星
15歳   戊辰  龍高星
25歳  丁卯   牽牛星
35歳  丙寅   車騎星


という感じに、○5歳という年齢で運気が変わるんですね。
太宰治亡くなったのは、38歳で亡くなってます。

しかも25歳から20年の大運天中殺なので、
太宰治は大運天中殺のときに亡くなってますね。

そもそも大運天中殺って何?
これは20年間ずっと天中殺ってことです。
誰にでもきます。
120年間のうちの20年間なんです。

でも必ずしも悪いことが起こるわけではないのです。
「陽転」と「陰転」があります。
陽転=それまでの人生と比べて大きく上昇。信じられないような大成功をおさめる。

陰転=それまでの人生と比べて大きく下降。
想像を絶する、地獄の苦しみを味わう。

では、太宰治の大運天中殺は陽転だったのか?それとも陰転だったのか?

太宰治の大運天中殺に関しては、本当に難しいと思う。
信じられないような大成功もしてるし、地獄の苦しみも味わってると思う。

私が思うに、太宰治にとっての地獄の苦しみっていうのは、自分の妻が自分以外の男と関係を持ってしまったことじゃないかなと思うんですよね。
太宰は非常にもてるタイプで自覚もあったことでしょう。でも、まさかまさか自分の妻が
裏切るなんて!!
太宰治のショックは計り知れないことでしょう。。

25歳から始まった太宰治の大運天中殺。
最初の5年はかなりきつい。
麻薬中毒やら妻が姦通やら…
でもそれを救ったのは石原美知子さん。
そこから太宰治は安定した作風になった。

しかし安定した生活は束の間で。
女性問題と肺結核と、ついには入水自殺。
大運天中殺の20年間の終わりを待たずに亡くなりましたね。

このことから考えると
太宰治の大運天中殺は「陰転」だったのかなと思う。あくまでも太宰治本人にとって。

でも「陰転」したおかげで
死後も作品は今もなお売れ続けて
定期的に映画化されたり、アニメ化されたりと。。
結果的には「陽転」だったのかなぁと思います。

占い処 くまつばき

リラックマをこよなく愛する占い師です。

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